引っ越しにおける不用品処分の必要性


人間は、同じ居住空間で長年生活を続けているうちに、必ずと言って良いほど不必要なものを増やし続ける。よく、不用品処分ができないという言葉を耳にする。それは、いつか使うかもしれない、何かに使うかもしれないという僅かな可能性に掛けているからである。しかし、物は増え続ける。壊れたら買う、必要になれば買う、このサイクルを繰り返し、部屋の中に物は増え続け、必要なのか不必要であるのかですら判断をつけることが難しくなってくる。

自らの住まう部屋にいかに物があり、その内何が必要で何が不必要であるか、この現実に直面するのが、引っ越しである。引っ越しでは、なるべく物を減らし、配送したいという心理がはたらく。配送料にも変動がみられ、また同時に、転居先での片づけの負担が軽減されるという利点があるからである。日常で、明らかに不用品であると感じていたものについても、引っ越しというモノそのものとの対面により、真っ向から存在を認識することが可能となり、不用品処分への決断を実践に移すことができる。

しかし、不用品処分は自らで行うには限界がある。小さなものであれば自分自身による処分は容易であろう。だが、電化製品など大型で処分に困り、そのままにしておいたものなどに関しては、引っ越しの際に不用品処分として専門業者に依頼し、効率的に処分を進めるべきである。労力と金額を比較しても、長年をかけて処分できていなかった不用品であるからこそ、思い切って処分をできるとても良いきっかけとなるであろう。新居に移転するにあたり、身の回りに必要なものだけを置いた快適な生活を送ることができるのではないであろうか。